マーベルシリーズの中で1番小さいキャラで、話の規模も小さい内容でチャレンジしてうまくいった傑作。コメディ要素が軽快で、サブキャラまで味のある作品! マーベル初見でも楽しいはずです😆
作品名:アントマン
公開日:2015年9月19日
監督:ペイトンリード
主演:ポール・ラッド
【あらすじ】
こそ泥の主人公が、家族を失い人生を取り戻すために体が小さくなるスーツと出会い、極小ながらアリと共闘し、同じスーツで世界を征服しようとするを悪を倒す話。犯罪者である主人公が、自分の娘のために悪と戦い、セカンドチャンスとして人生を取り戻すことはできるのか?MCU最小の初のヒーローとしてて、アベンジャーズともどう絡んでいくのか、新ヒーローの活躍を目撃しよう。
【感想】
初見時は、小さなヒーローの題材に興味をひかれていたかと言うと、期待はあまりなかったです😅
ただ見たら、風呂場の小さくなる瞬間に・・・これは面白い!!と完全にスイッチが入りました🔥
「ドラえもんのスモールライトを現実世界で浴びたら」・・の世界をリアルに見れた気がしてワクワク😲
風呂の水が湖になり、人の足が高層ビルになり、ネズミが巨大モンスターになる!
自分が小さくなったというより、周りのものが全てデッカくなっている感覚で、その映像のライド感が楽しいです。
SF映画の醍醐味もありつつ、話としても見やすく軽快です。
主人公のスコット・ラングは、コソ泥ながら家族思いで、ふざけた陽気なキャラ。魅力があります。
スコットは仲間とアントマンスーツの開発者の家に忍び込んで、このアントマンスーツを盗み(開発者がわざと盗ませたのですが)、開発者から自分の代わりにこのスーツを着て、悪者の企みを阻止してほしいと頼まれ、悪のアントマンスーツを盗み出すという流れとなっています。
面白いのは、スコットとその仲間3人組のバカなやりとり。作戦を立てている時も真面目なのか、適当なのかわからないくらいふざけた雰囲気に包まれていて、自然と笑いが出ます😂
しかし、作戦内容は練り込まれているので、ケイパーものとしての楽しさがしっかりあります。
さらにここで終わらず、スモールな世界で繰り広げられるこの映画の楽しさを押し上げます。
スコットとアントマンスーツを着た敵が戦う時には、小さいのですが壮大なバトル。
スマホの上、子供部屋、スーツケースの中で戦ったりと、2人の殴り合うシーンはリアルなのですが、たまに通常サイズの人間視点のカメラに切り替わることで、その戦いが可愛く写り、ギャップに笑えます。特に、機関車トーマスのおもちゃに轢かれるシーンがあるのですが、2人にとってはマジの列車に轢かれる瞬間、反面通常サイズ視点ではおもちゃがちょっと引っかかっただけのこのギャップ。ぜひ見てほしいです。
この映画の脚本に入っているエドガーライトは元々監督の予定が、直前に降板しました。とても好きな映画監督で、コメディアクションでの軽快で、テンポの良いアクション展開を作るのですが、そのエキスがしっかり入っていました!
小ささとアリとのアクション、ケイパー要素などと、何層も重なっていて、アントマンはタイトルだけではな想像できない見応えがガッツリ入っている作品です。主要キャストから脇役までいい味出しています。ぜひご覧ください✊
【ちなみに】
オープニングの曲♪映画の軽快さとおふざけ感が出てて最高です
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