ディズニーに借金を返すために出演した3作【ブルースウィリス】

どんでん返し💣

俳優業から引退したブルースウィリス

伝説的なアクションスーパー俳優

男気たっぷり、でもコミカルな演技で私たちを魅了し、ハリウッドのブロックバスター映画に多数出演してきました。

そんな彼が過去にディズニーからのオファーで映画の制作に関わることなりましたが、そこで大きな失敗をし、多額の借金を抱えることになりました。

そこでブルースは、映画を3作品分を無条件で出演する交渉をしました。

そんなきっかけで公開された映画がなんと想像を遥かに超えた大ヒットを記録することになるのです。

そんな奇跡のような、「ブルースウィリス借金三部作」をご紹介いたします。

 

アルマゲドン 1998年7月11日公開(日本)

監督: マイケル・ベイ

主演: ブルース・ウィリス、ベン・アフレック

公開・配信情報

✅Disney+ ※見放題 2024年10月時 

あらすじ: 大型の隕石が地球に向かって進行中で、全人類の存亡がかかった危機に直面した時、NASAは緊急プランを立てる。それは、隕石を爆破するための深宇宙探査チームを組織し、人類を救うための壮大なミッションに挑むことだ。舞台は宇宙と地球、そして人々の感情の狭間で揺れ動く。

感想や意見

言わずと知れた、平成の大名作映画ですね。

なんと、借金返済のための映画第1発目がこれです!!

25年以上前の映画ですが、今みてもその感動アクション映画の王道をいっている素晴らしい作品です。

ブルースの男気あるラストの名シーンとエアロスミスの名曲が合わさって全人類を感涙させる感動的な内容でした。当時の映像技術といても最高峰で、話の中身以上にそのリアルさと演出に集中したことで、私たちに絶頂の感動を与えてくれるものとなっていると思います。

キャストたちのチンピラ的ゴロツキ集団がおもしろく、男らしくヒーローとなって地球を救う流れは本当にアツいですね。

ブルースの借金返済ストーリーは、この出だしでディズニー側も遥かに想像を超えた興行収入・500億円(1998年世界興行収入ランキング1位)という結果で、もはや完済どころか、はるかそれ以上の結果を収めてしまいました。

シックスセンス 2000年2月26日公開(日本)

監督: M・ナイト・シャマラン

主演: ブルース・ウィリス、ヘイリー・ジョエル・オスメント

公開・配信情報

✅amazon prime ✅Hulu ※見放題 2024年10月時  

あらすじ: サスペンス・スリラー映画で、心霊能力を持つ少年と、彼を訪れる幽霊たちの姿を描いています。破局的な出来事により孤立した少年コールは、精神科医マルコムとの出会いをきっかけに、その秘密を明かしていく。驚きの結末が観客を待ち受ける、心理的に深い物語が展開される。

感想や意見
2本目も、映画好きなら誰もが知っている超有名作ですね。
「どんでん返し」映画の教科書的な立ち位置
ホラーテイストで、心霊能力をもつ少年を救うという感動的な話のプロットに乗せられていたら、見事に裏切られるラストのどんでん返し。
細かい伏線や、じっくりと見ていないとスルーしてしまいそうなシーンの積み重ねにより、最後の展開では、「騙されたー」となってしまいます。
それを支える、ブルースウィリスとオスメントによる演技が格別です。
2人とも、見返せば気づくような伏線的セリフを、ブルースウィリスは医者らしく、オスメントは普通の子供らしく、本当に自然に話しています。初見時は冒頭から、謎っぽさを感じてみるしかありませんが、2人の演技によって話の内容がどんどんわかっていき、終いには自然と感情移入までできるような話運び。ブルースウィリスも勿論ですが、子役のオスメントが恐ろしいレベルの演技をするので、彼に釘付けになってしまいます。
こうして、奇怪な映画を撮ることで有名なMナイトシャマラン監督による、この作品はその年の世界興行収入の2位を打ち立てることができ、ブルースウィリスにとって借金返済3部作の2つ目も大成功で幕を閉じました。(もはや、3作目いらないでしょ
キッド 2000年10月21日公開(日本)

監督: ジョン・タートルタウブ

主演: ブルース・ウィリス,、スペンサー・ブレシット

公開・配信情報

✅Disney+ ※見放題 2024年10月時 

あらすじ:イメージコンサルを生業とするラッセルが自分の過去の自分である少年と出会い、過去と向き合うファンタジーな物語です。不器用ながらも純粋な少年ラスとラッセルは、過去の出来事を振り返り、互いに成長していく過程で深い絆を築いていきます。

感想や意見
40歳間近のブルースウィリスの前に、8歳のころの自分がタイムスリップしてきて、自身の人生を顧みて態度を改める内容となっています。
仕事ばかりに精を出してきて、結婚しない、嫌味な男を演じていて、8歳の自分に素直なることを教えられる。話の肝としては、タイムスリップを通して主人公の成長が描かれる典型的なものではあります。
子役がとてもかわいらしい
かなりファンタジーな設定だが、主人公だけでなく過去の自分も成長する過程が描かれるので、新鮮さもある演出をしています。
童心を完全に失っていた40歳のブルースウィリスが、ラストシーンで8歳といっしょに飛び跳ねて喜ぶ姿はほんわかしていてよかったねーってなります。
なによりも雰囲気がファミリー映画なので、そこまでいろいろ考えずに見れるでしょう。
この映画も、アルマゲドンやシックスセンス級ほどではありませんでしたが、興行10億を超えたそこそこ売れた映画になりました。
最後は、のんびりとしたホームドラマのようなこの映画で、ブルースウィリスの借金返済三部作は幕を閉じました。
借金どころか、自身の俳優人生において確固たる地位をこのディズニー絡みの映画出演でものとしたブルースウィリスは本当にすごいですね。逆境を跳ね飛ばすレベルを超えております
今は病で俳優業を完全に引退している彼のこの奇跡的な偉業をもっと多くの人に知っていただけたらと願います。

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