シビル・ウォー アメリカ最後の日 公開日(日本):2024年10月4日
監督: アレックス・ガーランド
主演: キルスティン・ダンスト、ケイリー・スピーニー
連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。「国民の皆さん、我々は歴史的勝利に近づいている——」。就任 “3期目”に突入した権威主義的な大統領はテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは、14ヶ月一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うため、ホワイトハウスへと向かう。だが戦場と化した旅路を行く中で、内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていく
戦場カメラマンが主人公のロードムービー!アメリカ国内で内乱が起き、ワシントンD.C.に攻め込もうとする反乱軍についていき、歴史的瞬間を激写しようとPRESSチームが挑戦していく。内乱中のアメリカ国内をリアルに映像化して、凄惨な情景を眺めていく醍醐味を感じることができます!なんて緊張感!
賞レースを席巻しているA24の最新作きました✨
A24は引っ掛け映画が多い印象で、今回もそうでした。
デカい話かと思ったら、意外と主人公だけの人間ドラマだったりと・・・
今回も、壮大な戦闘ドンぱちのスペクタクル映画かと思いきや、カメラマンクルーたちの小じんまりした世界での戦場撮影映画🎥
しかし、そこには決死の覚悟で戦争中心地の絵を撮るために奮闘するカメラマンたちの姿があり、手汗が止まらない緊張感であふれていました。
簡単に戦場カメラマンにはなれない見習いカメラマンが絶望的な経験を通して成長したり、ベテランカメラマンが危険を顧みずベストショットに挑む姿が胸を熱くさせます。アメリカ国内の内乱という設定はあくまでもその「箱」で、メインはカメラマン女性2人が主人公の、師弟モノといってもいいのではないでしょうか。
ただし話の軸がしっかり固定されているため、展開の面白みと抑揚は感じることが少ないです。完全作りモノの設定には裏腹に、描いていることはかなりノンフィクション的で、ドキュメンタリーみたいな中身となっています。
不満な方は、この点に違和感を感じているのだと思っています。
その代わり、リアルさと緊張感は期待以上に出ておりますので、これは映画館で見た方がいい映画であることは間違いです。(お家では逆に見なくてもいいと思います笑)
お気に入りシーン✨
ここです💀
このシーン、やばいです。映画のなかの話として、好きすぎる
タランティーノをなぜか感じました笑
このシーンだけがみたいがために、もう一度この映画をみたいです!
(詳細はぜひご覧ください)
公開・配信情報
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