博士と彼女のセオリー 公開日(日本): 2015年2月21日
監督: ジェームズ・マーシュ
主演: エディ・レッドメイン, フェリシティ・ジョーンズ
公開・配信情報
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あらすじ
実在の天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士と彼の最初の妻ジェーンの感動的な実話。若き日のホーキング博士がALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されながらも、彼らの愛と闘志に満ちた人生が描かれます。
見ていない人へのPR文
「博士と彼女のセオリー」は、感動の実話を基にしたラブストーリー。天才科学者の波乱に満ちた人生と、愛と希望の力強いメッセージが心に残る一作。
支持派の意見
エディ・レッドメインの素晴らしい演技が印象的で、映画全体が感動的で心温まるものとなっている。物語の進行や美しい映像も高く評価されています。
-賛成派の声-
「エディレッドメインの役作りは、所作から息づかいまですべてがハイレベル」
「ホーキング博士はすごい人だが、誰もが生きる中で一生懸命判断して、どうしようもないことが起きて生きていく、普遍的な話です。」
反対派の意見
一部の観客は、映画が過度に感傷的であると感じ、また実在の人物に対する描写が一面的であるとの意見があります。
-反対派の声-
「実話をもとにしてるので、ただただ悲しい物語に感じた」
「奥さん視点になって、少しいい気分になれなかった」
私の意見・感想
よく泣いた ベストエンディング 辛さと同時に勇気をもらった
ストーリーは辛くて、人生をしっかり型どっているものだと思います。
アカデミー主演男優賞をとった、エディレッドメインは当然のごとく、演技が鳥肌立つほど素晴らしいです。
ホーキング博士は名語録がたくさんあるように、ALSを患いながらも、人類史上の偉大な宇宙物理学者となった重要人物です。不遇な身体をもつ人生とは裏腹に、ブラックホールの寿命についての新発見をするなど、学者としてもそうですが、人間として偉大な人と言えるでしょう。
そんな博士が愛するジェーンとの半生を描いた本作は、博士の視点とジェーンの視点から健気に生きる姿と、葛藤する姿がうまく描き出されているので、めちゃくちゃ感情移入してしまいます。
フィクションでもおかしくないほど、胸を打つストーリーですが、それを再現する
エディレッドメインのホーキング博士役はやばい
です。
過剰とも言われてしまうことが予想されるALS患者の演技がすごくリアルで、本当にホーキング博士の若い頃から現在までを演じ切っているような、完成度です。
そのおかげで、余計なことを考えず、映画のストーリーに浸ることができます。
ほんとにこの映画のすごいところです。
あと・・・
とにかく!!!
エンドロールがめちゃくちゃいいんです!
最後は、ホーキング博士と妻が子供たちを眺めているシーンで終わるのですが、
そこで、博士がひとこと
「Look what we made」
※ほらごらん、ぼくたちが創ってきたモノ(人生)だよ
築き上げた、苦難の中の人生をいっしょに振り返って終わります。
そして、エンディングテーマとともに、文字通り、振り返る走馬灯のシーンに移り、幕を閉じます。
その走馬灯シーンは、今まで見てきた映画の時間を一気に遡るのですが、、、
本当に人生を振り返ったかのような気持ちになり、感情が爆発します。
そして、エンドロールで、宇宙を模したような美しい映像とともに流れるエンディングテーマがまたその感情を揺さぶり、
ここで、もう一度走馬灯を思い浮かべてしまいます。
大・豪・泣
これ以上、泣くエンドロールがないレベルです。
ホーキング博士の気高い人生に、自分も少しでも近づきたいと生きるのをがんばりたくなる気持ちにさせてくれます。
ああ、Look what we madeって言って、しにたいわ
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