監督:ジョーダン・ピール
主演:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ、キャサリン・キーナー、ブラッドリー・ウィトフォード
公開・配信情報
✅Prime Video ✅U-NEXT ✅NETFILIX ※見放題 2024年10月時
若いアフリカ系アメリカ人のクリスは、白人の彼女の家族に会うために彼女と共に彼女の実家を訪れる。しかし、そこで次第に奇妙な出来事に遭遇し、家族や周囲の人々の秘密を知ることになる。
社会的なテーマを巧みに取り入れたサスペンスフルなホラー映画です。心理的な恐怖と緊張感があり、予測不可能な展開が楽しめます。ジョーダン・ピール監督の才能が光る作品です。
・ホラー映画としての怖さやスリルが足りないという意見もある。
・一部の観客からは、映画の結末やメッセージが強引に感じられるという批判もある。
構成はかなりシンプル ホラー×黒人差別
演出とキャストの演技力がとんでもないクオリティ
2時間もない映画で、見やすく。短時間で私たちを恐怖と興奮につれて行ってくれるハイレベルな映画に仕上がっています。
「ブラムハウス」というこの映画の制作会社は、低予算で実験的なホラー映画を多く輩出していることで有名です。その中でもすごく見やすく、万人に支持されるゲットアウトはぜひ一度ご覧ください!
👇魅力を三つにまとめてみました
①世界観が秀逸
主人公のクリスは、彼女の実家に遊びに行きます。
話のベースはこれだけなのです。
しかし、クリスは不気味な彼女の一家で想像を絶する時間を体験します。
物語の根底は、黒人差別にフォーカスしています。
彼女は人種差別を嫌っていて、彼女の家族もみんなそういう態度、むしろ敬意をもっているという。
しかし、何かがおかしい・・・
決定的な出来事はないが、クリスはずっと違和感をもって過ごします。
その緊張感と彼女の実家にいる人、物全てが妙に惹きつけられて没頭して見てしまいます。
ホラーではあるのですが、サスペンス色が強いです。
私は後に引きずるオバケ的なホラーは苦手なのですが、これは結構耐えれる映画だと思います。だから、ホラー苦手な人でも見れるラインでおすすめです☆
②社会問題×ホラー
ホラー要素と社会的なメッセージが巧みに組み合わされたこの作品は、私たちに強いインパクトを与え、怖さを感じさせます。
黒人差別問題にフォーカスしている作品ですが、すごく変わった角度でそれを表現しています。
直接的に白人が黒人を差別している描写を主としていないのですが、
どんどん話が進むにつれてホラー要素を利用して、思いっきり差別を表現する展開が待っています。(見ないと何をいっているかわかりませんが笑)
外見はいい人ですが、中身は・・・的な😅
③ダイエルカルーニャ(主人公)のマジ感
彼が放つ恐怖心、焦り、絶望をすべてリアルに感じさせる演技が光っています。
映画の内容は現実にあり得ないレベルまで達していますが、
主人公を見ていると、その感性に引き込まれて抜け出せません。
私は画面越しに、身体を強張らせ、恐怖におののいてました😅
思い出しただけで、こわいこわい☠️
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