ルックバック【短編青春映画】

アニメ
ルックバック 公開日(日本):2024年6月28日

監督:押山清高

主演:河合優実(藤野)、吉田美月喜(京本)

公開・配信情報

✅Prime Video ※見放題 2024年11月時点

 

あらすじ

学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートからは絶賛を受けていたが、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられる…。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思い。 しかしある日、すべてを打ち砕く出来事が…。胸を突き刺す、圧巻の青春物語が始まる。

見ていない人へのPR文

「自分の中にある消化できなかったものを、無理やり消化する為にできた作品です」

原作者・藤本タツキ(チェンソーマン)が語る。見終わった後、その意図が理解できる個人的で、ただ王道にも見える青春アニメです。

支持派の意見
  • 主人公2人の関係性がおもしろかった
  • 日本エンタメアニメーションの真髄!
反対派の意見
  • 途中から、あーそういう話に展開するかーとなった
  • いい意味でも悪い意味でも60分じゃ物足りない気分にさせられた
私の意見・感想

時短おすすめポイント👍

👍絵の躍動感
👍人物の感情描写がリアル
👍胸が熱くなる若いときの高鳴り
話題作がアマプラで配信されていたので早速鑑賞しました。

60分という短編のなかに濃厚なストーリーが描かれている一作です
4コマ漫画が主題の映画ですが、まさにこの映画も1コマ1コマ丁寧に仕上げていった印象です。実に念入りに大事にといった濃さでした。
映像の躍動感がクオリティ高く描かれていました。
主人公の藤野が自分の絵を初めて、ライバルだと思っていた京本から絶賛され、飛び跳ねるシーンは漫画では描けないような忠実な人の動きになっており、実写を見ているような感覚でした。
人の感情表現もさまざまで、喜怒哀楽を涙や笑顔だけで表現しておらず、目線や皺、動作を含めてかなりリアルに、丁寧に描かれています。舞台の山形の田舎風景、季節の移りかわりの綺麗さも相まって、満足感をたくさん得ることができました。
自分が好きなことに対して、瞬間風速的にブチ上がる興味や、それが反対に嫌いになる。人生の特に若い頃に起こる葛藤を漫画家を目指す藤野と京本を通して、見事に表現されています。少しできて調子に乗ったり、やり続けても才能に感じなくなるところとかは、胸が痛くなるほど共感することができます。
痛っ痛ぁ〜!
短時間でフル尺の映画並み、以上の感動と楽しさが詰まっています。
アマプラに早速出たのはラッキーでした☆
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その映画って何が面白いの?

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