運び屋【90のおじいさんに笑かされる】

感動ドラマ
運び屋 公開日(日本): 2019年5月24日

監督: クリント・イーストウッド

主演: クリント・イーストウッド, ブラッドリー・クーパー, ローレンス・フィッシュバーン

公開・配信情報

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あらすじ

耕した土地で成功を収めた元園芸家のエール・ストーンは、経済的な危機に直面し、麻薬組織の運び屋としての仕事を引き受ける。彼は高齢ながらも驚異的なドライビングスキルで荷物を運び、法執行機関の注意を引く。

見ていない人へのPR文

クリント・イーストウッドが監督・主演した「運び屋」は、非情で魅力的なストーリーが高齢者の新たな冒険と犯罪の狭間で織りなす、感動とスリルの詰まった作品。

支持派の意見

クリントイーストウッドの演技は圧巻で、老いた主人公が運ぶものだけでなく、自身の過去と向き合う姿勢が深く感動的。物語の奥深さとユーモアも素晴らしい。

-支持派の声-

「イーストウッドの演技が神がかっています」

「麻薬の運び屋という設定から家族の大切さを教えてくれる」

反対派の意見

一部の人は、映画が時折予測可能であると感じ、また主人公の選択や行動に対して道徳的な疑問を呈する声もあります。

-反対派の声-

「単調な映画にどうしても感じる」

「おじいさんがはめられている感じが受け入れられない」

私の意見・感想

おっそろしいほど傑作ハートフル
90のクリントイーストウッドに心をわしづかみにされた。
演技、映画の作り、キャストの使い方。(クリントイーストウッドの娘役、ほんまの娘さんとか。)なんか、リアル過ぎてよすぎます。

農園を差し押さえられた老人が運び屋になる話で、題材的に面白くなる設定ですが、老人が主人公なので地味な絵柄になるところ。しかし、その地味さが、映画内の展開により演出極みがかっているところが凄すぎます。

家族も顧みず生きてきたけれど、結局家族の存在に気づかされて、ここに来て更生する姿。その時の、人の弱みを見事にリアルに見せてくれています。

終始、一般的な老人感を完璧に出しながら、麻薬カルテルと絡み合うシーン、警官とのシーン、周りに影響与える姿が胸を打ち、最後は切なくもなります。

こんなに意欲的で、新鮮なストーリーに挑戦する90歳のクリントイーストウッド。

「若者には負けないぞ!」ではない、

全然映画撮るのおれ現役でやってますけど」という、

最前線”感を思いっきり感じます、クリント兄貴。

もはや、美女とぎこちなく踊る姿がカッコよく見えました。ありがとうございます。

2019年に公開されたアベンジャーズエンドゲームが1位と思っていたのですが、私はこれがダントツの1位になってしまいました。

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