監督: ダミアン・チャゼル
主演: マイルズ・テラー, J.K.シモンズ
公開・配信情報
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天才的な音楽家を目指す若きドラマー、アンドリュー(マイルズ・テラー)が、名門音楽学校で厳格な音楽教師フレッチャー(J.K.シモンズ)に導かれながら、才能と狂気の狭間で成長していく姿を描くドラマ。フレッチャーの非情な指導とアンドリューの執念が交錯する。
「セッション」は、音楽とパフォーマンスの限界を問う感動的なドラマ。テンポの速いストーリーと圧倒的な演技で、音楽の世界に迫ります。
J.K.シモンズの演技が素晴らしく、ストーリーは見事なまでに緊迫感にあふれている。音楽とパフォーマンスの描写がリアルであり、観客を引き込んだ。
-支持派の声-
「未だかつてないレベルのカタルシスを感じる映画」
「人の狂気を言葉や武器ではなく、ドラムのリズムで描く!」
一部の観客は、映画の描写が過激で非現実的だと感じ、また登場人物たちの関係が時折過度に暴力的であるとの意見があります。
-反対派の声-
「観てて心穏やかになれない、辛い」
「アンドリューがハゲみたいな指導者になりそうでいやだ!」
まさにスポ根映画の極地!
部活していた人なら、絶対わかる鬼コーチ・監督のブラック指導をここまで、ガドリングのように浴びせられる映画は珍しいでしょう。
ただ、私が最初見た時の感想は、ひとこと「音楽かっこいい」だけでした笑
疾走感ある、ジャズがもう!
めちゃくちゃかっこいい!!
それがなければ、ただの鬱映画になっていたのでは笑
じっくり鑑賞した際は・・・
フレッチャー(JKシモンズ)についてばかり考えてました。厳しすぎる指導によりクビになるフレッチャー。クビ後も音楽情熱は全く消えず、厳しい指導も「バディリッチのような天才を生み出す」という行き過ぎた目標のため活動をしている。
私に、ふと思い浮かんだのが学生時代
私の高校の担任の先生は、体罰により新聞沙汰になりました。
より高い志望校に合格させるためのキツい指導。体罰はもちろんこのご時世ダメです。
ただ、その先生も利己的に見えがちですが、卒業後に会った時はものすごく物腰柔らかく、当時のPTAからの話では、熱心に担当クラスの各家庭に対応してて、感謝していた親御さんが多かったそうです。
セッションも、一見、パワハラ指導者のキツさが、浮き彫ってきますが、音楽への情熱を語るシーンと、ラストのアンドリューと微笑んで演奏する人間味あるシーンを見ると、まさに、能力高い×情熱高いの先導者の特徴をしっかり表現している映画だと思います。
ただ、アンドリューが舞台上でフレッチャーに襲いかかるシーンは苦々しく爆笑でした笑
この映画は、少し苦々しい思いもしますが、エンディングのかっこよさは半端ないのでぜひ!!ぜひ、最後まで見てください!
私は、エンディングの高揚感を得るために、4回は見てしまいした!
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