作品名: ソウルフルワールド (原題:Soul)
公開日(日本): 2020年12月25日
監督: ピート・ドクター、ケン・パワーズ
主演: ジェイミー・フォックス、ティナ・フェイ、アンジェラ・バセット
✅Disney+ ※見放題 2024年10月時
ジャズ・ミュージシャンのジョーは、夢の舞台での演奏を果たすことに喜びを見出しますが、突然の事故で魂だけが幽体離脱してしまいます。彼は“魂の世界”で新たな冒険を始め、自分自身や人生の真の意味を見つける旅に出ます。
ピクサーが贈る「ソウルフルワールド」は、人生の目的や情熱をテーマにした心温まるアニメーション映画です。一瞬一瞬を大切に生きることの重要性を教えてくれる時間になるでしょう。
※未鑑賞の方はこれ以上先はネタバレご注意※
映画は深遠なテーマを探求しつつ、驚くほど美しいアニメーションと、ジョーの旅路を通じて観客に感動と啓示をもたらす素晴らしい作品です。
-支持派の声-
「自分は大切な物を見失っていたんだと気付かせてくれた映画」
「音楽と絵が綺麗でかわいくてすごい、22番かわいい!」
一部の観客は、物語のペースがゆっくりとしており、子供向けではないと感じることがありますが、美しいビジュアルと深いテーマは広い層に訴えるとされています。
-反対派の声-
「キャラクターデザインが自分には合わなかった」
「大袈裟に捉えられそうだけど、小さなことに幸せを感じようはよくある話」
人は死んだらどうなるか?をユーモアたっぷりに描く、
インサイドヘッドのように、人が一生抱く不思議をピクサーが本気で作っている今作です。
もし死んだら人の意識とか魂ってどこへいくの?と一度は想像したくなる死後の世界を描いています。
この映画の感想で圧倒的に多いのは、人生への考え方を深く描いているところに感動している点ですが、私は単純に描かれている世界の楽しさに一番惹かれています。
「一直線に天国につながる道」や「生前の土地」
人は死んだら生まれ変わる道を歩むことがベースになっています。その生まれ変わるまでの過程を見るのが、とても面白い。その世界とルール説明を聞いているだけで楽しい時間な気がします。
また、人の「先天的」能力や性格の決め方にユーモアがあり、私たちが生きている中で感じる得意なものをみつける過程としてあるあるネタだらけ!そして、そこに出てくるキャラたちが面白く、可愛らしい。
内容もそうですが、見ているだけ楽しい!
題材が意味わからなさそうだけれど、主人公たちはシンプルな配置
ジョーと生前の魂22番とのバディムービー
飽きない。1人がアホでもう1人が博識。影響を受け合い絆をつくる要素で見応えバッチリ。そしてその話の果てで浮かび上がる人生について、この映画で導き出される回答は感動的で、共感せずにはいられない結末となっています。
さらに、絵の綺麗さが際立っています。生きている世界はリアル感たっぷりで、夜のシーンの白黒のコントラストがえぐい。反対に、死後の世界はコミカルのため、違いがはっきりしています。
ここまでされると死後の世界って本当にコレなんじゃ!?って好奇心が沸き立つ感じが最高でした。
私的に1番のお気に入りシーンはオープンニングです。この映画、はい最高!ってその時点で思いました。
・・・・
死→天国→生前→転生
この流れを順序よく映像的に楽しませてくれる映画はなかなかないのでは?
(地獄で戦うとか、リメンバーミーだったりドラゴンボールとかも、フォーカスはしていないけれど、描かれるものはたくさんありますが・・・)
インサイドヘッド2が今年公開される前に、リバイバルあるので、やっとスクリーンで見れます!楽しみです✨
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