キングスマン【おすすめスパイアクション🕵️】

スパイアクション

紳士でキレキレのアクション✊キングスマンシリーズ

キングスマン

キングスマンとは・・・

①作品名:キングスマン:シークレットサービス

公開日:2014年12月13日

②作品名:キングスマン:ゴールデンサークル

公開日:2018年1月5日

③作品名:キングスマン:ファーストエージェント

公開日:2021年12月24日

監督:マシューボーン

主演:タロンエガートン、コリンファース

あらすじ

ロンドンのサヴィル・ロウにある高級テイラー「キングスマン」。しかし、その実態はどの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった! 『キック・アス』(10)『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)で世界中の映画ファンを虜にしたマシュー・ヴォーン監督の今作は、全編キレッキレの超過激なノンストップ・スパイアクション!

 

スパイ映画といえば、007!

しかし、セクシーな英国紳士スパイの真髄を踏襲しつつ、最大限コミカルかつキレキレのアクションを投げつけてくる今作キングスマン。そのかつてない新しいジャンルのスパイ映画をご紹介します。

公開・配信情報

✅Prime Video ✅Hulu ✅Disney+ ✅NetFlix ※見放題 2024年10月時

      

爽快キレキレの見応えたっぷりアクション

アクションシーンのアクロバティックさとキレが絶品です。

スマートに振る舞う英国紳士の普段の姿とはギャップに、敵と戦う時の激しさはダイナミックに、気持ちよくなる演出にあふれています。機敏なカメラワークとアップテンポな音楽を混ぜ、コミカルさとカッコ良さを同時に表現しながら見る側にジェットコースターに乗せているかのような高揚感を与えてきます。

これはバーでチンピラを懲らしめるシーンですが、スーツと傘だけの状態にも関わらず、スマートに効率よく、ただその打撃の痛々しさはしっかり伝わってくるファイトシーンとなっています。狭い空間の中でも、微細にこだわったカメラアングルとスローモーションを組み合わせにより、速い展開ながらも置いてけぼりにならない気持ちよさだけが残ります。

さらに、極めつけはこの教会シーン⛪️

キングスマンシリーズの伝説的名場面です。

エージェントのハリーが、敵のバレンタインと関連するであろう人種差別団体の会合が教会で行われていることを知り、潜入するのですが、教会内にいる数百人がバレンタインの人体実験で、頭に埋め込まれたチップが作動することで凶暴化し、団員同士の壮絶な殺し合いがそこで行われます。

ハリーが1人で凶暴化する人々をなぎ倒していくそのシーンは非常に狂気なものですが、その反面、流れるロックミュージックと、アクション動作が上手く噛み合うスピード感バリバリの戦闘シーンとなっているので、やばいシーンなのにブチ上がる見応えになっています。

あまりにもそのシーンが面白いため、

MVを見返すような感覚で、この教会シーンを何度も見返してしまう始末です・・・笑

スパイグッズのバリエーション

ライター型手榴弾、傘シールド、腕時計型記憶喪失銃、革靴毒ナイフ、スーツケース型機関銃、サングラス型スマホ・・・

コナン!!!?

黒ずくめに所属した阿笠博士による発明品のような、英国紳士ご用達のグッズが兵器としてたくさん登場します。

どこが紳士!?ていうくらい、ひどいアイテムばかりでございます。

私のお気に入りは、ライター手榴弾です。コンパクトに使っている感じがかっこいいですね。

不謹慎コミカル描写

キングスマンは“極端な両面性”をもったスパイ映画です。ギャップ萌えと言ったら聞こえはいいですが、かなり行き切っています。

英国紳士で、上品な上にスマートに敵を倒すスパイ集団ということで、品よく見えそうな絵面なのですが、本気の戦いになればなるほど、無茶苦茶な映像の連続となっています。さきほどの教会シーンでも、差別集団とはいえ一般人を100人くらい一気に皆殺しにしている、しかもそのひとりひとりの倒し方があっけなく、銃で頭軽くふっとばしたり、木の破片で一刺しなどゲームのようにテンポよくやられていきます。

そのほか、

1作目の敵(バレンタイン)が全世界に配布したスマホのセンサーを一斉起動して、大衆がみな凶暴化したときは世界中で殴り倒し合うシーンを、軽快なディスコミュージックで映し出したり、

2作目では、敵が気に入らない部下を裁断機に突っ込んで、ミンチにしてハンバーガーにした後、他の部下に食べさしたり、、、、

と、不謹慎にも程があるバカらしさを多く含みながらも、真面目にスパイアクションをしている変態的バランス感覚で話を進めている、この点がかなり異質な映画となっているポイントです。

監督のマシューボーンは、過去作でもその不謹慎コミカルアクションを特徴としてもっており、キック・アスという過去作でも、痛々しいグロさのあるアクションシーンを展開していて、キングスマンでもそのクセをしっかり詰め込んでいました。

・・・・・・・

キングスマンは、1作目:本国ロンドン、2作目:アメリカ、3作目:第1次世界大戦と舞台は違えどもさまざまな場所で暴れ回るこのスパイ組織の活動を楽しむことができます。

普通はかっこいいが中心のスパイアクション映画ですが、笑いにもかなり振り切っている要素が強いこの映画をぜひお楽しみください。

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